イントロダクション
 
 

 黒い謎の球体―GANTZ(ガンツ)―に召還され、異形の"星人"と呼ばれる存在との戦いを強いられる人間たち…。
主人公・玄野(二宮和也)と加藤(松山ケンイチ)は、星人=敵を殺さなければ脱出できないという理不尽な状況に追い込まれる。戦いを続け、生き抜くことを選択する玄野と、暴力に支配された世界を嫌悪し、戦いを否定する加藤。対立する2人を軸に、極限状態に追い込まれた様々な人間たちの想いが交錯していく。終わらない苛烈な戦闘の中で、2人が、この不条理な世界に下した究極の選択とは…。

 死んだはずの人間が"GANTZ"に召還され、"星人"と戦うことになるという独創的な設定でカリスマ的な人気を誇る「GANTZ」は、週刊ヤングジャンプ(集英社)で2000年7月から連載開始。コミックスも既刊30巻で累計1500万部を突破している"ヤンジャン"を代表する超人気SFアクション・コミックスである。

 不条理な世界で苦悩する2人の主人公には、二宮和也と松山ケンイチが、注目の初共演を果たす!『硫黄島からの手紙』で世界的な評価を受け、映画出演へのオファーが殺到する中、満を持して3年ぶりの映画本格主演として『GANTZ』の撮影に挑んだ二宮和也。『デスノート』『デトロイト・メタル・シティ』などの特異なキャラクターから『ノルウェイの森』まで、幅広いキャラクターを演じることで、同じく世界から注目される松山ケンイチ。それぞれが独特な個性と存在感を放ち、観るものに強烈な印象を残す演技力を魅せる2人が、自らの肉体を駆使しての超過激なアクションを披露する。

 連載開始当初から映像化が期待され、04年には連続テレビアニメが放送されたが、実写映画化についてはハリウッドも含めた多くの映画会社・プロダクションが挑むも、そのスタイリッシュなデザイン、激しいアクション、独創的な世界観、膨大なストーリーを描ききる術なく挫折してきた。

 しかし今回、二宮・松山を始めとする超強力なキャスト陣、マルチな才能を持つ監督、そして『デスノート』や『20世紀少年』を成功させてきた日本テレビ・プロデュースチームがタッグを組んだことにより、このビッグプロジェクトが始動。撮影に約6ヶ月、ポスプロに1年近くをかけて、前後編2部作として完全映画化されることとなった。
"生と死"をテーマに若い世代に向けて圧倒的なメッセージを放つ『GANTZ』…極限状態での人間ドラマと超過激なアクションで、見るものの心を鷲掴みにする、感動と衝撃のエンターテイメント超大作が誕生する。